今回は当院で1番多い症状の
「外反母趾」
についてお話ししていきたいと思います。
【定義】
親指が小指の方向に
15°以上曲がると「外反母趾」、
30°以上曲がると、
痛みがあっても無くても…
すでに体の上部に影響を及ぼしている状態
となります。
【影響】
痛みが無くても、親指の力が無い状態なので…
しっかり踏ん張って歩けない、
まっすぐ蹴り出せない状態になり、
歩くたびに「ねじれ歩行」となります。
極端に言うと、軽い捻挫を繰り返すような歩き方になります。
そのようなねじれの衝撃が、
足首、すね、ひざ、股関節、腰、背中、首 等に加わり
足首の慢性痛や、膨らんで脂肪を蓄えたり、
膝の変形性関節症、すねのハリ、
O脚・X脚、下半身太り、
股関節痛、骨盤のゆがみ、脚長差、
背中のハリ、側弯症、等に
つながっていってしまいます!
また親指に荷重出来ず、
かかと重心・後ろ重心になる為、
「過剰な衝撃」も加わって、
ひざ・腰・首 等
体の上部に影響していきます。
【まとめ】
外反母趾があることにより、
足そのものの症状だけでなく…
痛みがあっても、無くても、
「過剰な衝撃」と
「過剰なねじれ」が
体の上部に悪影響を及ぼしている!
ということになります。
あなたの、
なかなか治らない・慢性化した、
首コリ・肩こり・腰痛・ひざの痛み 等は
「足」に原因があるかもしれません。
その場合は、
患部だけではなく、
足と腰
足とひざ
足と首
を同時に治療をしていく必要があります。
また次回も、外反母趾について書いていきたいと思います。
よろしくどうぞ☆