風邪を引いてしまったとき
皆さんは風邪をひいてしまった時、
どのような対処をするでしょうか?
風邪薬を飲むという人が大多数いらっしゃると思います。
しかし、現在「風邪を治す薬」というものはありません。
一般的に「風邪薬」と呼ばれるものは、
風邪による、高熱・咳・鼻水・関節痛等を
「抑える」
「軽減させる」等の
対症的に作用する薬になります。
本来それらの症状は、
免疫力を発揮するために高熱になり、
細菌・ウイルスを外に出そうとして、咳・鼻水が出て、
防御反応として、必要があって出る症状になります。
その為、早々と風邪薬を服用すると、
「治癒に必要な症状」を抑えることになってしまい、
治癒期間を長引かせてしまいます。
怪我においても同様で、
関節の症状や炎症も、
患部に対して、
「負担度を上回る、安静度を保持する」ことにより
「自然治癒力」が
しっかりと働くようになります。
ひっかき傷等も、
触ったり・えぐったり、負担をかけなければ、
自然とかさぶたが出来て、剥がれて、
きれいに治るのと同じように、
皮膚の中の出血や炎症も、
充分な固定をして負担をかけなければ、
しっかりと治っていきます。
また足に関しては、
立って、歩いて生活している以上、
負担をゼロには出来ないので、
出来るだけ負担を減らせるように、
①当院の整足テーピングで「足」を整えて、必要があれば「包帯固定」を行い、
②ご自身で出来るだけ生活上の負担を減らせるようにアドバイスをして「環境」を整える
ご提案をしています。
まだまだ寒い日が続いていますので、
お風邪をひかぬよう、
体を元気で保てるよう、
お気をつけください☆